2013年6月8日土曜日

基礎体温



とは言っても車のハナシだ。

ウチのマスタングの水温計は特に数字もなくて、エンジンが暖まるとだいたい真ん中辺りを指してあとはほとんど変化を読み取れない。
まあ市販車のほとんどはこんな感じだろうけど…

「人間歳をとると血管が細くなり、必然的に血圧も高めになる」的な考えは、車にも多少あてはまるのではないかと思っているけど、特にここ最近の日本の夏の高温多湿の亜熱帯ぶりで、車の水温をもう少し気に掛けてあげようかなという事で、機械式の水温計を今年に入り導入してみた。





  
Sunpro製のとてもシンプルなものだけど、これを付けることによって車の仕組みが少しまた理解できるようになった。
梅雨時の今ぐらいにエアコンoffで走っていると、少し街なかの渋滞にはまればファンが廻りだす。
この車のサーモスタットの全開温度は212゜F
水温計を見ているとだいたい210゜F前後でファンが廻りだすことがわかる。
要はこの辺以上になると水温が少し高いから、サーモを開けてファンも廻してクーラントを冷やしましょう、という意図が理解できる。
ファンが廻り、水温が190゜Fぐらいになるとファンは止まる。

また同じようにエアコンをonにすると、今度はファンが常時廻るようになるので(コンデンサを冷やす為?)、水温は180゜Fぐらいで安定している。
夏には積極的にエアコンをつけた方が、電装系には負担が掛かるがエンジンには良いのかもしれない。それかまた、任意でオンオフできるファンスイッチでもあればいいのかな、面倒だけれども…

でもこういった機械工学もおそらく自然や生き物の摂理からヒントを得たのではないだろうか。

人は暑いと汗をかく。誰に言われるわけでもない、自律神経が指令を出して汗がでる。
汗をかいたところで、風とおしの良い場所にいく(渋滞を抜けて走り出す)か団扇であおぎ(電動ファンが廻る)でもすれば、汗が体温を奪って涼しく感じる。クールダウンしたところでまた一仕事しようかという気も起きてくるだろう。
車も一緒だ。



 
 
 
 
 
 

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