2014年2月25日火曜日

アメ車に乗りたい


 マスタングを手放して1年も経っていないが、なんだか最近またアメ車が欲しくてしょうがない。
仕事用にと、面白そうな国産マニュアル車を購入してみたものの、なんだか張り合いがないしつまらない。朝のドライブもする気になれない。
嫁さん探すとか不動産を買うとか、世間一般の大人がやる事に重きを置けばいいのに、やっぱり車に目がいく。
嫁さん探すって言ったって、いまさら同年代のおばちゃんを口説く気にもなれない。まことに勝手なことだけど、若い娘さんでないとアメ車同様、心ときめかない。こんな考えだから「馬鹿は馬鹿なりに好きな車でも買って張り合いを作るか」みたいな結論に向かってしまう。

休みの暇つぶしがてら、江戸川区の車屋に気になる車を見に行った。
なんだか怪しげな店内に入ると、お決まりのホスト系の若いあんちゃんが出てきた。
在庫のビスタブルーのマスタングの事を聞いたら、委託だから店には置いてないって…


ネットに書いてある車両情報もかなりチグハグと言うか、マスタングのことあまり知らない感じがありありと伝わってくる。
でも値段はかなり安く出ているしディーラーものだ。
ただ、店内や店員の雰囲気から言って「車を買うだけの店」、という感じがした。現状で安く売ってもらって、その後の事は自分で対処、ぐらいの考えならお得な買い物かもしれない。
実際、下駄がわりに気楽に乗るならこれで申し分ないと思う。





そしてもう一つすごくと気になっているのがこれ
コルベットのGRANDSPORTS,LT4。1996年型の希少な車。

5700ccのスティックシフト。世界での生産台数は1000台しかない。
国内にどれぐらい現存しているだろうか。
オレの好みにドンピシャだ。

ただこの車、生産から20年近く経過している、所謂ネオクラシック的な車でしかも並行車。
とっつきやすさから言ったら断然前者のマスタングの方が有利だ。
ただやっぱり、男っぽくて硬派で珍しくて、所有する喜び度合いから言ったら断然こっちだろう。
一回ぐらいはコルベットを転がしてみたいしね。




今月は確定申告も済んで、事業主2年生となる。
しばらくおとなしく仕事して金貯めて安い家でも買うか、なんて思惑も最初あったけど、1年もしないうちにこんな事考えて、やはりオレは偉くないな…
一人で持ち家なんかに住んだってちっとも面白くないだろうし、なにか一つぐらいワクワクしたいと思うのは勝手な男の考えなのか
心にポッカリ空いた穴を何かで満たしたいと思っているせいなのか…

2014年2月8日土曜日

ラジオから流れてきた歌声



陽も昇っていない朝
仕事に向かう車中、J-Waveから聴こえてくる歌声。

ギターとボーカルだけのシンプルな楽曲
誰だろう、とってもいい声…

曲の終わりにD.Jが言った。
「Joni mitchelle」
曲名は聞き取れなかった。






なんとなく聞いた名のアーティストだったけど…

この人がそうだった。

今まできっと聴いていたに違いない。
気にも留めなかった。
でも、急に心の隙間にスッと入ってくる。






半世紀近く時が経っていても、こんな風に人を魅了できるんだ。




 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

2014年2月1日土曜日

請負工事


次の現場が決まった。
高輪にあるタワーマンション。
何はともあれホッとした。
しかし、新しい現場に乗り込む時はいつもながら、イライラというか緊張感が増す。
特に今回の現場は、今までと違った仕様での工法になってくるので慣れるまでなんだか気が重い。
まあ、仕事があんまり空いてしまうよりはいいか…
かれこれ20年以上工事屋さんとしてやってきたけど、やっぱり工事は請け負いでやらないと気合いも入らないし、頑張ったぶんの対価を味わえない。反対に一般企業にお勤めするのと違って、安定収入もなければ、保証もボーナスもない。三桁近い実入りのときもあれば、ゼロのときもある。
まぁ言ってみれば、狩猟民族のような生き方かもしれない。家庭を持つのは向かないかもしれない。
でもオレはこういう世界が好きなんだろう。でなかったら独立なんてしない。

少子高齢化で、これからマンションの需要もそんなに伸びない気がしないでもない。
でもオレは自営でも雇われでもいいから、生涯現役でなにかしら仕事がしたい。
健康な成人が「社会にかかわる」という事は、仕事して税金を納めることだと思っている。
あとはそれぞれ個人差があるのだから、勝ち組だの負け組だのまわりがとやかく言うことではないだろう。

オレはひとつだけ人生を閉じるときの理想がある。たいしたモノではない、簡単でもないけどね。
「仕事をしている最中に、脳卒中か心不全で息を引き取りたい」という事だ。
そう、あの波平さんのように…