今年六月に毎年恒例の健康診断を受けた。
最初の問診では診断結果は良好でその場で終了。
七月、クリニックから手紙が来ていた。
肺のCTを撮ることをすすめるという内容。ちょっぴり薄い影があるとか…
その場はあんまり気にも止めず、今日循環器系の先生がくるので問診にいった。
「CTの予約を入れますか?」と男の先生。
平日がとても休めれる状況でないので聞いた。
「なにか疑わしい病気でもあるんですか?」
「がんです。」
との返事だった。
なんだかポカンとしてしまった。
社長の死のショックの方が大きくて、別に今日は泣きもしなかった。
しばらく女の子も抱いてないから、今のうちにソープでも行っとこうかな…
なんてバカな考えしか浮かばなかった。
ここ一年、社長の事で悲しみ、苦しみ、お互い最後の最後までやり遂げた感がある。
オレには妻も子供もいない。
だらだら長生きするよりはいいかな、でも両親には悪いな、仕事をどうしよう、
いろいろ頭をよぎったけど、まずはCTを受けてちゃんと調べないとなにもわからない。
しかしこれでガン宣告されたら、笑っちゃうぐらいの不幸な人生を歩んでいるな、オレは…
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